悪夢

父が亡くなる夢を見た

今まであまり生き死にについてあまり深く考えていなかったが、夢を見て涙が出た。

父は趣味に生きる人だった。

若い頃から車をいじるのが好きで廃車寸前の車を拾ってきて一から車を作ったみたいだった。

仕事は大工をして重労働ながらも仕事の出来や周りからの評価に息子ながら誇らしく思っていた。

私が小学生の頃、父との思い出は少なくあまりいい印象はなかった。私はサッカーばかりしていて、休みの日は家にいる事は少なかった。

中学生も高校生もサッカーに明け暮れていた。

大学生になり、推薦で引っ掛かればいいなと思い受けた県外の大学に合格。

私は家を出た。

一人暮らしが始まり、サッカーもやめゲームしか趣味がなくなった頃、長期休みで実家に帰省。することがなかったので父の仕事を手伝い仕事の大変さを思い知った。2日で手の皮が破れ、さしぶりの筋肉痛に懐かしさを感じ1週間ほど手伝った。楽しかった、父と仕事をするのは楽しく最初は給料がもらえるから始めたが、最後の方はどうでな良くなった。

手伝えることがなくなりある日曜日

父から車のイベントに行こうと連れられた、旧車が集まりよく知らない私はかっこいいなと思う事しか出来なかった。

続けて仕事が休みの日ドライブに行こうと誘われた、父の愛車にトラブルはありつつもとても楽しかった。

そんな日々が続く中、ある日たちが亡くなる夢を見た。

飛び起きて気づいた。

涙が止まらなかった。

私はその短い休みの期間のどこかで父の偉大さや、人の良さ性格の良さを身に染みていたのだろう。息子が言うのもなんだか不思議だが、父は所ジャージのような人間で人間国宝のような雰囲気があった。

家族を支え酒やタバコもするが、誰よりも働き者で、利益よりお客さんの喜ぶことが第一にあり、コロナで苦しい中大学まで行かせてくれた父が、急死する夢を見た。

言葉が出ない

もっと仕事のことを教えて欲しかった、一緒に働きたかった、車についてもっと一緒に触りたかった、もっと知りたかった

小学生の頃と認識が変わり父と話が合うようになった今だからもっと知りたい、教えてほしい

 

まだ生きてる今だからできることを考えていこうと思った夜だった。

明日になれば小学以来してなかったバグでもしようかな。

  おわり

 

独りよがりの文章でごめんなさい

その文章も見づらいと思いますが気にしないでください